不安を感じ易い日本人はセロトニン運ぶ遺伝子が短い

セロトニンは、ドーパミンやノルアドレナリンとならび三大神経伝達物質と呼ばれていますが、約90%が消化管の運動を調節する為に消化器官に存在し、約8%が血管を収縮や止血を促進する為に血液中に存在します。

この神経伝達物質は、残りの僅か2%が脳内で作用し、睡眠や感情コントロールを司っています。

セロトニンの分泌には、セロトニントランスポーター遺伝子が大きく関与しており、LL型、SL型、SS型の3種類のうちどの型の遺伝子を保有しているかで大きく違います。

L型は、S型に比べて多くのセロトニンを運ぶ事が出来るので比較的不安を感じ難く、L型の保有率はアフリカ系、ヨーロッパ系、アジア系の順で多いとされ、LL型は全人類の約3%しか存在しないとされています。

S型は、L型よりもセロトニンを運ぶ能力が劣っているので不安を感じ易い傾向にあります。

日本人は、約98%以上がS型を保有しているとされ、非常に不安を感じ易いSS型に関しては3分の2の日本人が保有しています。

その為、日本人は最もネガティヴな民族と評される事もあります。

しかし、人の性情は、3分の1が遺伝子により決定付けられますが、3分の2は生活環境や思考、知能などの外的要因で決定付けられるので、日本人にも豪胆な人や能天気な人も多くいます。

セロトニン

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