セロトニン

セロトニンは脳の安定に欠かせない物質ですが、究極的にはスキンケアとも深い関係を持っているため、総合的な対策によって不足を補う必要があります。不規則な食習慣が影響して、原料になるトリプトファンやビタミンB6が不足してしまう場合には、セロトニンの量が減ってしまいます。この影響で精神が乱れてしまえば、暴飲暴食や運動不足などの生活習慣を続けてしまうことがあるため、悪循環に陥ってしまうことが考えられます。
セロトニン
セロトニンは加齢によっても衰えることがありますが、補うための食事をしていれば、この問題には対処できます。同じ年齢であっても若々しく見える場合があれば、逆の現象があるのも生活習慣が影響しているためです。鰹節や納豆などからトリプトファンやビタミンB6を吸収すれば、セロトニンが安定した状態で作られ、結果的にはメラトニンも生成されて睡眠不足が解消します。

セロトニンによって精神が安定し、同時に良い睡眠によって疲れも癒やせば、スキンケアも同時に行うことができます。アンチエイジングの習慣としても優れるため、トリプトファンが豊富な食事に切り替えることは重要です。普段の生活では笑顔を絶やさないようにして、昼間には太陽の光を浴びることも大切です。

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セロトニンと睡眠の関係

セロトニンが正常分泌していないと精神が不安定になる

セロトニンは人間の体内では、90%近くが小腸などの消化管に存在しています。残りの8%は血液中、残りの2%は脳内から分泌しています。

このたった2%の脳内のセロトニンが正常に働かないと精神不安定になったり不眠症になったりします。

セロトニンで精神安定

とくにセロトニンは人間の感情などを左右する神経伝達物質です。

現在のストレス社会ではこの脳内の分泌が不足している人が多く、うつ病を患ったり不眠症になやんだりして、心療内科などに通う人も増えてきました。

セロトニンが正常に働くには、日光を十分に浴びないと生成されません。

またビタミンBなどが足りなかったり運動不足だったりすると十分に分泌しません。

つまり、昼夜逆転の生活や不摂生な生活が大きな原因なのです。

セロトニンを正常な働きにするには、まず朝起きて十分な日光に当たりましょう。

またビタミンB6の含まれた食物を多く食べましょう。

ビタミンB6が多く含まれているものは、魚類では、まぐろ、かつお、いわし、さけに多く含まれていて、肉類には牛肉、鶏肉、豚肉など手軽にとれるものばかりです。

あとは朝起きて夜寝るという普通の生活をし、軽い運動などを心がけるようにしましょう。

精神のバランスを整えるのには規則正しい生活を心がけましょう。

セロトニンサプリの特徴は?メリットとデメリット

睡眠薬を飲むほど酷い不眠症ではなく、また心療内科を受診するほどの鬱状態ではない人には、セロトニンサプリが効果的です。
セロトニンサプリ
不眠症やうつ症状にはセロトニンという脳内物質が大きく関係しており、症状を改善させるには増やすしかありません。

ちなみにセロトニンを増やすには、トリプトファンという必須アミノ酸と ビタミンB6 、炭水化物の3つの栄養素が必須となります。

ただこの必須アミノ酸は体内で作る事は出来ず、食事などで体の外から取り込む事が大切になります。

健康的な食事をしていると、自然とトリプトファンを取り入れる事も可能ですが、毎日仕事などで忙しい人にとっては、そこまで栄養バランスに気を使っている余裕もありません。

そういった意味でもセロトニンサプリが便利なのですが、薬に比べてメリットもあればデメリットもあります。

まずメリットは、必須アミノ酸やビタミンB6などで作られているため、安全で副作用の心配がない事、依存性がなく自分が止めたい時に止められる、飲酒した時も併用できる、他の薬を飲んでいても使用出来る、そして精神面だけでなく健康面でも効果が期待出来る等が挙げられます。

一方のデメリットですが、体に優しい成分で作られているだけに薬のような即効性がない、保険が適用されないため価格が高めという点です。

セロトニンが不足すると出る症状

人の精神面に大きく影響を与える脳内の3大神経伝達物質には、ドーパミン、ノルアドレナリン、セロトニンがあります。ドーパミンは快感や喜び、やる気を増幅させたり、時には攻撃をつかさどる神経伝達物質で、ノルアドレナリンは神経を興奮させたり、ストレス耐性に関わる神経伝達物質です。この2つの神経物質が過剰になるのを抑え、精神を安定させるのがセロトニンです。

ストレスによってイライラしたり、気持ちが落ち込んだり、やる気が出ない等の症状は、通常であればストレスに対処するノルアドレナリンが力を発揮します。しかし、セロトニンが不足すると、ノルアドレナリンのコントロールが効かなくなり、イライラが起こります。また、ドーパミンがコントロールできなくなることで、気持ちが落ち込んだりやる気が出ないといった症状が出ます。このように少しのストレスであっても解消できない状態となり、精神的にバランスを崩してしまいます。

幸せホルモンセロトニンまた、セロトニンは睡眠にも大きな影響を及ぼします。夜眠っている間はほとんど分泌しませんが、通常、朝が近づくにつれて分泌量が少しずつ増えることにより体と脳が自然に目覚めます。しかし、それが不足してしまうと、朝の寝起きや目覚めが悪くなるといった症状が現れます。

また、睡眠を促したり、体内時計を調整する睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、セロトニンから作られることから、不足してしまうと、同時にメラトニンも減少し、寝つきが悪くなってしまいます。

オキシトシンは食べ物で摂っても別の物質になってしまうので意味がない

オキシトシンとは、「愛のホルモン」「幸せホルモン」「結合ホルモン」「母性愛ホルモン」などとも呼ばれるほど人間の感情や行動に深く関わっている物質です。
オキシトシンとセロトニン
人間が誰かを恋しく思ったり、赤ちゃんや子犬を見てかわいいなと思ったりするときに出るドーパミン・セロトニンなどの神経伝達物質やエストロゲンなどのホルモンがありますが、これらの相互作用を促進し調整する役目を果たしているのがこの物質なのです。

オキシトシンは、科学的には9種類のアミノ酸が連なった構造を持つペプチドホルモンであり、この分泌が活性化することにより恐怖心・不安感が緩まり、幸福感が上昇し、自身を魅力的にしていくと言われています。

その効果を食べ物で上げることが出来ればすばらしいのですが、この物質を増やす食べ物は無いとも言われています。このペプチドホルモンはタンパク質に含まれており、摂取して体内にて吸収するためには「分解する」必要がありますが、実はその時オキシトシンは別の物質へと変わってしまうことが分かっています。そのため、オキシトシンを大量に含有する食べ物を摂取したとしても、体内のオキシトシンの量を増やすことにはならず、意味がないと言われています。

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