セロトニンは、中枢神経だけで無く消化管と血管にも存在する。時差ボケやうつ病

セロトニンは、時差ボケやうつ病などの精神疾患の原因とされる3大神経伝達物質の1つとされ、情動抑制作用や体温調整作用、睡眠促進作用、食欲抑制作用など多くの機能を司っています。

しかし、体内に存在するセロトニンのほとんどに当たる90%?95%が、小腸粘膜のクロム親和細胞に存在し消化管の調整機能を司り、3%?8%が血管内に存在しています。

その為、脳の中枢神経で作用するセロトニンは僅か2%程度と非常に少なく、腸内で生成されるこの神経伝達物質も脳の中枢神経に作用しているとも考えられています。

セロトニン自体は、脳幹の縫線核や腸内で必須アミノ酸トリプトファンから生成されていますが、腸内で生成される神経伝達物質は血液脳関門を通過出来ない為、脳の中枢神経に影響を与える事が無いとされていますが、腸内で生成された中間生成物質5-ヒドロキシトリプトファンは血液脳関門を通過出来、腸内細菌の善玉菌が5-ヒドロキシトリプトファンを脳まで送る役割を司っている事が確認され、腸内で生成されるこの神経伝達物質が脳に作用していると考えられています。

その為、セロトニン量を増やす方法として、太陽の陽射しを体に浴びる事やリズム運動だけで無く、腸内環境を整える事も有効とされています。

セロトニン

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